サージアブソーバ端子

サージアブソーバ端子 SAT

サージアブソーバ端子は3端子ガスチューブアレスタを内蔵した、センサ・測定器用接続端子です。ガスチューブアレスタはセンサケーブルなどに発生する誘導雷などのサージ電圧から、これに接続される測定機器などを保護するためのサージ吸収素子です。サージアブソーバ端子はDINレール付きですので、測定機器収納箱内への取付や増設が容易で結線作業も迅速に行え、作業効率が向上します。

サージアブソーバ端子 SAT
特長
  • 小型で測定機器収納箱内への取付に最適
  • TML-NET計測ラインの落雷対策に最適
  • 仕様

    型名 5 CH用
    SAT-5A 
    4 CH用
    SAT-4A
    3 CH用
    SAT-3A
    2 CH用
    SAT-2A
    1 CH用
    SAT-1A
    TML-NET用
    SAT-1N
    直流放電開始電圧
    (100V/s)
    72 ~ 108 (V) 
    インパルス放電開始
    電圧 (100V/μs)
    最大450 (V)
    インパルス放電
    電流耐量 8/20μs
    10 (kA)
    交流放電電流耐量
    (50Hz) 9サイクル
    45 (A)
    直流ホールド
    オーバー電圧
    50 (V)
    インパルス反復寿命 
    (10/1000μs 500A)
    100 (回)
    絶縁抵抗 最小10000 (MΩ)
    静電容量 最大 2.0 (pF)

ワイヤレス小型FWDシステム

FWD-Light® ワイヤレス小型FWDシステム 仕様/製品構成

製品構成

製品名 簡易セット 標準セット 標準付属品・備考
本体 KFDT-100A
内蔵センサ
・荷重計
・加速度計
重錘(5kg):KFDF-11-05
載荷板(φ100×t15mm):KFDF-31-100
コントローラ 
ZT-120F
計測処理・ソフトウェア・ZT-710付属
携帯・収納
アルミケース
KFDF-21-3
収納:本体、コントローラ
オプション(外部変位センサ)

ワイヤレス小型FWD本体 KFDT-100A

FWD100A-overall

KFDT-100Aは、荷重計と加速度計を内蔵した載荷部と落下重錘から本体小型FWD本体の重錘を自由落下させ、そのときの衝撃荷重値と変位量を荷重計、加速度計を用いて測定します。変位量は加速度計の測定値を2回積分することで求めています。
重錘の自由落下により本体内の荷重計と加速度計のセンサにて衝撃荷重と変位量を測定します。ワイヤレス通信システムによりセンサケーブルを必要とせず、見通し50m範囲内で測定データを無線でパソコンに転送します。
保護等級 IP 42相当

仕様

載荷板形状 φ100×t15mm
重錘質量 5kg
落下高さ 50~530mm
重錘の落下機構 レバー式(ストッパー付)
最大荷重 20kN
最大変位 2.500mm
センサ
荷重計
定格容量
ひずみゲージ式ロードセル1点
20kN
加速度計
定格容量
ひずみゲージ式加速度計1点
500m/s2
測定部
測定範囲

レンジ1000:±3,000×10-6ひずみ
レンジ4000:±6,000×10-6ひずみ

分解能 16bit
通信部
通信方式 2.4GHz帯 IEEE802.15.4プロトコル準拠
通信距離 見通しにて約50m
外部変位センサ接続台数 最大4台
電源 単3形乾電池 4個
電源 連続使用時間:約20時間
(at 23±5℃:アルカリ乾電池使用時)
使用温度範囲 -20~+60℃、85%RH以下(結露を除く)
高さ 約1250mm
質量 約15kg(5kg重錘含む)

ワイヤレス外部変位センサ KFDST-1A

KFDST-1A

FWD-Lightの増設用変位センサで、最大4台まで拡張接続できます。
保護等級 IP 42相当

仕様

最大変位 0~1.000mm (センサは加速度計)
外形寸法 φ90×175(H)mm(突起部を除く)
電源 単3形乾電池 4個
電源 連続使用時間:約20時間
(at 23±5℃:アルカリ乾電池使用時)
使用温度範囲 -20~+60℃、85%RH以下(結露を除く)
質量 約3.7kg
通信部
通信方式 2.4GHz帯 IEEE802.15.4プロトコル準拠
通信距離 見通しにて約50m

ワイヤレスFWDコントローラ ZT-120F/ZT-121F

ZT-120F ZT-121F

ワイヤレスFWDコントローラZT-120F/-121Fは小型FWD本体から送信されたデータを受信し付属の計測処理・ソフトウェア・ZT-7100で波形取込み、計測モニタ、荷重・変位ピーク値の取込みを行います。ワイヤレスコントローラは接続されたパソコンのUSBバスパワーで動作します。USBケーブル付きのZT-120Fとアンテナ内蔵型ZT-121Fの何れかを購入時に選択していただきます。

仕様

型名 ZT-120F
通信部
通信方式 2.4GHz帯 IEEE802.15.4プロトコル準拠
通信距離 見通しにて約50m
外部インターフェース USB 2.0準拠(ケーブル長 約1.7m)
センサ接続台数 本体1台 外部変位センサ 最大4台
電源 DC4.7V~5.3V (パソコンからUSBより供給)
70mA MAX(DC5.0V)
使用温湿度範囲 0~+50℃85%RH以下(結露を除く)
外形寸法 30(W)× 25(H)× 65(D)mm(突起部を除く)
質量 約130g (アンテナ、ケーブル含む)
型名 ZT-121F
通信部
通信方式 2.4GHz帯 IEEE802.15.4プロトコル準拠
通信距離 見通しにて約50m
外部インターフェース USB 2.0準拠(プッシュインコネクタ)
センサ接続台数 本体1台 外部変位センサ 最大4台
電源 DC4.7V~5.3V (パソコンからUSBより供給)
100mA MAX(DC5.0V)
使用温湿度範囲 0~+50℃85%RH以下(結露を除く)
外形寸法 35(W)× 11(H)× 65(D)mm(突起部を除く)
質量 約30g

計測処理・ソフトウェア ZT-7100

TC7100-display

計測処理・ソフトウェア ZT-7100で波形取込み、計測モニタ、荷重・変位ピーク値の取込みを行います。

仕様

機能
計測機能 波形取込み、計測モニタ、荷重・変位ピーク値の取込み
設定機能 試験条件設定、アンプ入力設定、A/D変換設定、オプション設定
リスト機能 グラフ表示、リスト表示、相関グラフ表示
変換機能 CSVファイル変換
動作環境
パソコン Windows 7/8.1/10
CPU Pentium150MHz以上を推奨
メモリ 128Mバイト以上推奨
ハードディスク 2Gバイト以上
ディスプレイ 1024×768ドット以上の解像度
インターフェース USB 2.0準拠仮想COMポートとして認識
測定器 ワイヤレスコントローラ 1台
小型FWD本体 1台
外部変位センサ 最大4台(オプション)

オプション

製品名 型名 製品写真 備考
外部変位センサー KFDST-1A KFDST-1A  
付加重錘(10kg) KFDF-11-10 KFDF-11  
付加重錘(15kg) KFDF-11-15  
載荷板(φ90mm) KFDF-31-90 KFDF-31 φ90×t15mm
載荷板(φ150mm) KFDF-31-150 φ150×t15mm
載荷板(φ200mm) KFDF-31-200 φ200×t15mm
載荷板(φ300mm) KFDF-31-300 φ300×t22mm
ゴムバッファ KFDF-51 KFDF-51  
簡易校正装置 KFDF-61 KFDF-61 現場にて本計測のデータ
を確認するための簡易校
正装置
携帯収納アルミケース KFDF-21-2 KFDF-21-2 オプション収納用
付加重錘/外部変位センサ/
載荷板
キャリア KFDF-42 KFDF42-Carrier FWD-Light専用の移動器具
携帯・収納アルミケース KFDF-21-3 KFDF-21-3  

小型FWDシステム

FWD-Light® 小型FWDシステム 仕様/製品構成

製品構成

製品名 簡易セット 標準セット 標準付属品・備考
本体 KFD-100A
内蔵センサ
・荷重計
・加速度計
重錘(5kg):KFDF-11-05
載荷板(φ100×t15mm):KFDF-31-100
5mケーブル
表示器 TC-351F
表示部(21桁×8行)
RS-232Cインターフェース
メモリーカードスロット
AC電源パック
バッテリ
携帯・収納アルミケース
KFDF-21-1
収納:本体、専用表示器
オプション
(外部変位センサ、専用プリンタ)
64MB容量 CFメモリカード  
メモリカードアダプタ  

小型FWD本体 KFD-100A

img-kfd100a-01

KFD-100Aは、荷重計と加速度計を内蔵した載荷部に重錘を自由落下させ、そのときの衝撃荷重値と変位量を荷重計、加速度計を用いて測定します。変位量は加速度計の測定値を2回積分することで求めています。
保護等級 IP 42相当

仕様

載荷板形状 φ100×t15mm
重錘質量 5kg
落下高さ 50~530mm
重錘の落下機構 レバー式(ストッパー付)
最大荷重 20kN
最大変位 2.500mm
センサ
荷重計
定格容量
ひずみゲージ式ロードセル1点
20kN
加速度計
定格容量
ひずみゲージ式加速度計1点
500m/s2
データ収録
測定点数 2点(荷重、加速度)
測定確度 ±(0.1%rdg+2digit) (at23±5℃)
データメモリ 800データ/点
サンプリング速度 50μs
トリガ機能 データ(荷重値)トリガ方式プリトリガ記録
インターフェイス 専用2線式シリアル方式
外部変位センサ接続台数 最大4台
電源 専用表示器(TC-351F)より供給
使用温度範囲 -20~+60℃、85%RH以下(結露を除く)
高さ 約1100mm
質量 約15kg(5kg重錘含む)

外部変位センサ KFDS-1B

img-kfds1b-01

FWD-Lightの増設用変位センサで、最大4台まで拡張接続できます。
5mケーブル付属
保護等級 IP 42相当

仕様

最大変位 0~1.000mm (センサは加速度計)
外形寸法 φ79×125 (H) mm(突起部を除く)
質量 約1.5kg

専用表示器 TC-351F

img-tc351f-01

専用表示器TC-351Fは小型FWDシステムの表示器で測定結果をLCD表示器に表示すると共にCFメモリカードに記録します。メモリカードに記録した計測データはパソコンのPCカードスロットに挿入して読み出しができます。また、オプションの計測・処理ソフトウェアTC-7100を使用してオンラインでの計測ができます。オンライン計測では解析結果だけでなく生波形データをパソコンに取り込むこともできます。

仕様

表示器 液晶表示器128×64ドット
表示内容
モニタ表示 荷重、加速度※外部センサ加速度、時刻
解析結果表示 最大荷重値、最大変位量
※外部変位センサ最大変位量、地盤反力係数(KTML)、地盤弾性係数(ETML
直前の3回分の解析結果を含む計4回分を表示
表示例

represents an example
※印はオプションの外部センサ使用時

記録データ表示 メモリカード内の指定したファイルナンバの記録データ
連続する3回分の記録データとともに表示
ファイル管理 記録データのファイル管理
指定したファイルNoの記録データ消去
メモリカードの初期化
リアルタイムクロック
設定内容 年、月、日、時、分、秒
確度 ±2秒/日 (at 23±5℃)
メモリカード解析結果の記録
カード規格 PC Card Standard 準拠 (TypeII)
カード種類 CFメモリカード(カードアダプタ使用)または、
ATA フラッシュメモリカード
カード容量 8 ~128 Mbyte
記録形式 CSV形式
インターフェースオプションの計測・処理ソフトウェア(TC-7100)使用時
規格 RS-232C
機能 コントロールコマンドの受信、
測定データの送信専用プリンタへの印字出力
電源
バッテリ ニッケル水素電池パック
連続使用時間 約32時間 ,または約1000回の測定(at 23±5℃)
満充電の状態で標準構成(オプションなし)にて30回/時間の
計測を行なった場合
耐振性 30m/s2 (at 50Hz 0.6mmp-p)
防滴性 IP-54(コネクタキャップ装着状態)
使用温湿度範囲 -10 ~+50℃ 85%RH以下(結露を除く)
外形寸法 約150(W)×120(H)×265(D)mm(突起部を除く)
質量 約3kg

オプション

製品名 型名 製品写真 備考
外部変位センサー KFDS-1B kfds-1b-1 5mケーブル付属
付加重錘(10kg) KFDF-11-10 KFDF-11  
付加重錘(15kg) KFDF-11-15  
載荷板(φ150mm) KFDF-31-150 KFDF-31 φ150×t15mm
載荷板(φ200mm) KFDF-31-200 φ200×t15mm
載荷板(φ300mm) KFDF-31-300 φ300×t22mm
簡易校正装置 KFDF-61 KFDF-61 現場にて本計測のデータを
確認するための簡易校正
装置
ゴムバッファ KFDF-51 KFDF-51  
携帯収納アルミケース KFDF-21-2 KFDF-21-2 オプション収納用
付加重錘/外部変位センサ/
載荷板
キャリア KFDF-41 KFDF-41 FWD-Light専用の移動器具
計測・処理ソフトウェア TC-7100 TC-7100 Windows用
RS-232C接続ケーブル CR-5360 CR-5360   
128MB容量
CFカード
    カードアダプタ使用
専用プリンター DPU-S245 DPU-S245  
プリンタ接続ケーブル CR-4530    
プリンタ用紙 TP-S245L-1    

踏力計

踏力計 MLA-NACE

自動車のブレーキペダル踏力を測定する荷重計です。ペダルを改造することなく簡単に装着できます。激しい動きでも断線しにくいケーブルを使用しています。

踏力計 MLA-NA 1kN
特長
  • 取付が簡単
  • 薄型軽量
  • 踏む位置による測定誤差が少ない。
  • 変位計ワイヤ―取付け用フック付き
  • 仕様

    型 名 容量 定格出力 非直線性 許容温度範囲
    MLA-1KNA 1kN 1mV/V(2000×10-6 ひずみ)±10% 0.3%RO -10 ~+60℃

摩擦型軸ひずみ計

摩擦型軸ひずみ計 FGAH-1B-R/FGAH-1B-H

摩擦型軸ひずみ計はタイロッド(テンションロッド)の軸ひずみを測定するセンサです。従来のひずみゲージや荷重計によるタイロッド軸力測定では、タイロッドの取り外しや加工が不可欠でしたが、この軸ひずみ計は摩擦型ひずみゲージを用いているため不要で、既設部材を挟み込みねじ止めするだけで装着が完了し、測定ができます。スペーサ・固定金具の交換により丸棒、六角断面のロッド軸ひずみ測定に使用できます。

摩擦型軸ひずみ計 FGAH-1B-R/FGAH-1B-H
特長
  • 既設タイロッドを取外すことなく、挟み込んで取付け
  • 適用ロッド径は丸棒φ10 ~25mm、二面幅13~25mm
  • 狭いところでも取付け可能な小型で軽量なデザイン
  • 六角形状のシャフトにも対応
  • 摩擦型ひずみゲージの採用でひずみゲージ貼付作業が不用、取り外して再利用も可能
  • 摩擦型ひずみゲージには引張校正による試験DATAが添付され異なるシャフト径の校正係数が算出可能
  • 仕様

    型 名 FGAH-1B-R FGAH-1B-H
    適用ロッド径 丸棒
    φ 10.0 ~ 25.0mm
    六角断面 二面幅
    13.0~25.0mm
    容量

    ±1000×10-6ひずみ

    定格出力

    約2600× 10-6ひずみ

    非直線性 1%RO
    許容温度範囲 -30~+60℃(結露を除く)
    応答周波数 約6.5kHz
    入出力抵抗値 1000Ω±3%
    測定モード 4ゲージ
    寸法 約φ52×35mm
    質量 約55g(スペーサ、ケーブルを除く)
    保護等級 IP51 相当
    推奨印加電圧 2V
    許容印加電圧 5V
    入出力ケーブル φ3.2mm 0.08mm2、4心シールドビニールケーブル 5m 先端ばら線

     

    【試験条件】 試験片

     ① 直径 10mm
     ② 内径 6.2mm
     ③ 材質 SNCM439
     ④ 弾性係数 208,000N/mm2 (当社による試験結果)
     ⑤ ポアソン比 0.29 (当社による試験結果)
     ⑥ 表面粗さ Ra0.8
     ⑦ 硬さ HRC38

    *:シャフトの材質、表面粗さ、表面処理によって適応できない場合もございます。

タイロッド荷重計

タイロッド荷重計 TCLT-NACE

タイロッドにかかる引張や圧縮力を測定します。

タイロッド荷重計 TCLT-NA
特長
  • タイロッドとタイロッドエンドの連結ねじを利用して、取付けが可能
  • ねじは3種類あり、各種タイロッドに取付けが可能
  • ねじと容量の組み合わせで6種類のラインナップ
  • 仕様

    型名 容量 取付ねじ 定格出力 非直線性 許容温度範囲
    TCLT-2KNA-10 2kN M10 × 1.25 約1500 × 10-6 ひずみ 0.5%RO -10 ~ +60℃
    TCLT-5KNA-10 5kN 約2000 × 10-6 ひずみ
    TCLT-5KNA-12 M12 × 1.25
    TCLT-10KNA-12 10kN
    TCLT-10KNA-14 M14 × 1.5
    TCLT-20KNA-14 20kN 約3000 × 10-6 ひずみ

平均化接続箱

平均化接続箱 JB-2/JB-4

2点または4点のひずみゲージ式変換器を接続して、その出力を平均化するのに用います。デジタル指示器などと組み合わせて、簡単に平均値を測定することができます。

平均化接続箱 JB-2/JB-4
  • 仕様

    型名 JB-2/JB-4
    測定対象 ひずみゲージ式変換器
    入力点数 JB-2:2点
    JB-4:4点
    外形寸法 80(W)×50(H)×120(D)mm
    質量 約220g

使用例

平均化接続箱としての使用例

img-jb-2-4-02

・接続できる変換器は、容量、定格出力、入出力抵抗がいずれも同一であるものに限ります。
・測定器から見た変換器の入出力抵抗は、
 (変換器単体の入出力抵抗)÷(接続されている変換器の点数)
 となります。この値が、測定器の仕様を満たす範囲でご使用ください。

分岐箱としての使用例

img-jb-2-4-03

接続箱内部は7線(A~G)が配線されているためASW/SSW系スイッチボックス延長時の分岐箱としても使用できます。
(※7心の中継ケーブルが必要となります。)

USB ストレイン コンバータ DSCUSB

USB ストレイン コンバータ DSCUSB

DSCUSBは、パソコンとUSBインターフェースで接続するオンライン型の測定器です。センサ入力変換ケーブルを付属し、ひずみゲージ式変換器が直接接続できます。
コンパクトで電源不要。手軽に測定して、すぐレポート作成ができます。 
本製品は、英国Mantracourt社製の輸入製品です。

USB ストレイン コンバータ DSCUSB
特長
  • ポケットサイズ、重さもわずか45 グラム
  • 電源不要(USB バスパワー使用)
  • CSV 形式で収録。使い慣れた表計算ソフトでデータ整理
  • 複数台での測定も可能(USB ハブ使用)
  • NDIS コネクタ付き変換ケーブルを付属
  • 仕様

    型名 DSCUSB
    測定対象 ひずみゲージ式変換器(4ゲージ 80~5000Ω)
    測定点数 1点(複数台での使用可)
    ブリッジ電源 DC5V
    測定範囲 ±3mV/V (±6000×10-6ひずみ)
    A/D変換 24ビット
    サンプリング周波数 1、2、5、10、20、50、60、100、200Hz
    収録間隔 10ms~32sで任意に設定可能
    フィルタ 再帰フィルタ(IIR) プログラミング可能
    インターフェース USB
    OS Windows 7/8/8.1/10
    使用温湿度範囲 -40~+85℃ 95%RH以下(結露を除く)
    外形寸法 71(W)×20(H)×51(D) (コネクタを除く)
    質量 45g(本体のみ)
    電源 USBバスパワーから供給

標準ソフトウェア「DSCUSB Toolkit」は、下記リンクよりダウンロードしてください。

コントロールユニット TMR-311 

コントロールユニット TMR-311 CE

マルチレコーダ小型多チャンネルデータ収録システムの中心となるユニットです。各種入出力ユニットのコントロール、電源供給をおこないデータ収集します。本器1台で各種入出力ユニット10台、最大80点の測定が可能です。無線LANを搭載しタブレット型パソコンで操作、モニタリングが可能です。

コントロールユニット TMR-311
  • 仕様

    型名 TMR-311
    測定点数 最大80点
    (10ユニット搭載時最大、入力ユニットの選択による)
    サンプリング 0.01~ 0.09ms ( 0.01ms刻み)
    0.1 ~ 0.9ms (0.1ms刻み)
    1 ~ 1000ms (1ms刻み)
    512Hz、1024Hz、2048Hz、4096Hz、8192Hz
    トリガ機能 データトリガ 任意のチャンネルのデータ
    (任意入力レベル、スタート時からの相対レベル)
    コマンドトリガ インターフェースからのコマンド
    タイマトリガ 実時刻、インターバル
    複数台同期 TMR- 311×4セット(最大320点)までサンプリング、トリガ同期
    コントロールユニット間最大100m
    記録媒体 SDカード 4GB~32GB(SDHC class10)
    インターフェース LAN、USB、無線LAN(APモード、IP固定)
    外形寸法 200(W)×50(H)×100(D)mm
    質量 約900g
    電源 DC10~30V 0.6A MAX(12V供給時、単体)
    AC100~240V 50/60Hz 100VA MAX(オプションACアダプタ使用時)

各部説明

前面

TMR-311-1

 

背面

TMR300背面コネクタ

頻度処理ライブラリ TMR-311-01 (オプション)

マルチレコーダTMR-300 シリーズ用の頻度処理ライブラリ(オプション)です。
あらかじめ設定されたプログラムに従って測定データをデジタル処理し、頻度数として記録するヒストグラムレコーディングシステムを実現します。
頻度解析法は、極大値・極小値法(PEAK・VALLEY)、最大値・最小値法(MAX・MIN)、振幅法(AMP)、時間法(TIME)、レベルクロッシング法(LEVEL)、レインフロー法(RAIN)の6 種類が用意されています。

特長

  • サンプリング間隔1ms 以上の低速モード時に最大80 解析を実行することが可能
  • 同一のチャンネルを複数の解析法で設定が可能

注記

頻度計測を使用する場合、頻度処理ライブラリ(オプション)が必要です
ご利用にはご購入および、機能の開放が必要になります。

TML-NET用避雷器

TML-NET用避雷器 NNZ-2A

ネットワーク型計測システムTML-NETを誘導雷から保護するものです。雷の発生しやすい地域で、測定器やネットワークモジュールなどのケーブルに誘導雷を受けると、誘導電圧によりネットワークラインに接続したネットワークドライバ、ネットワークモジュールが故障する原因となります。延長するネットワークラインの両端に本器を接続し、測定待機中になると、ネットワークラインを自動的に切り離し、ネットワークラインが誘導雷を受けたとき誘導電流を阻止し、ネットワークドライバ、ネットワークモジュールを保護します。

TML-NET用避雷器 NNZ-2A
特長
  • 測定待機中は自動的にリレー切り離し、誘導電流を阻止
  • ネットワークラインから電源供給
  • ネットワークラインの電圧・ネットワークモジュールの電流を監視、異常時に即座に遮断
  • 仕様

    型名 NNZ-2A
    サージ耐量 100A(8/20μsインパルス)
    使用可能台数 NNZ-2A: 10台
    低消費型ネットワークモジュール:100台
    定格電源電圧 DC18~24V
    標準使用ケーブル 専用2心シールドケーブル
    総延長距離: 2km以下(電源電圧DC24V時)
    1km以下(電源電圧DC18V時)
    表示機能 ネットワークラインの電圧低下
    ネットワークモジュールの過電流(過電流で、ネットワークモジュールを分離)
    使用温湿度範囲 −20~+60℃ 85%RH以下(結露を除く)
    外形寸法 50(W) x 28(H) x 100(D)mm (突起部を除く)
    質量 約120g

システムブロック図

システムブロック図